内定取り消しには、内定者側からの就職辞退と企業側からの取り消しの二種類があります。企業側からの内定取り消しは、これまでは内定者側に明らかな過失が認められたとき以外はほとんどませんでした。内定者側の明らかな過失とは、例えば前科があるのを隠していたとか、内定から就職するまでの間に犯罪を起こしたとか、場合によって家族などの身内による不祥事が原因の場合もありました。とは言っても、バブルが弾けて以降は、銀行さえ倒産する始末で、内定を取り付けた企業の倒産や経営破綻によって内定が取り消されてしまうケースが多発するようになったかもしれません。早い時期の内定取り消しや倒産であれば、まだ対処方法があるのですが、卒業間近で内定取り消しと言うこと例も大なり小なり起きていますよね。特に有名で衝撃的だったのは、1997年に山一証券の倒産による490人の内定取り消しだと言えます。それ以降、そこまで規模は大きくないものの、毎年こういうニュースが聞かれるようになっていますし、企業選びによってその後の人生を狂わせてしまう人も多数存在しています。倒産や経営破綻は、基本的には事前に情報が流れる事はありませんから、学生が危険な企業を避けるというものは困難かもしれません。ただ、WEBが普及したので、以前よりはその企業で実際に働いている人による内情や業界内の話なども漏れやすくなっているかもしれませんね。なるべく事前に情報収集した上で、もし、不運にも企業側からの内定取り消しに遭ってしまった場合には、厚生労働省が特別相談窓口が用意されていますから、相談してみてくださいー